2月の甘いもの:フランスは今日、クレープの日 【ふらかつ】

フランスは今日、クレープの日1 Chandleur シャンドルール 自家製いちごジャム 【ふらかつ】 冬の食卓

1月はガレット・デ・ロワ、2月はクレープ

先日の記事で、フランスの1月6日は、「ガレット・デ・ロワ」の日だとお話ししました。
もう日本でもおなじみの焼き菓子ですね。
この日は12月25日クリスマスから12日後にあたります。
イエス・キリストが神の子として公に現れた「Epiphanie エピファニー(公現祭)」を
「ガレット・デ・ロワ」を食べながら祝う日(※)です。

そして、フランスでは毎年2月2日は「クレープ」の日。
この日は12月25日のクリスマスから40日後にあたります。
聖母マリアとヨセフが、幼子イエスをエルサレム神殿に奉献した「la Chandeleur シャンドルール(聖燭祭=せいしょくさい)」を
「クレープ」を食べながら祝う日(※)となっています。

※因みに、どちらもキリスト教のお祝いの日であって、国の祝日ではありません。

黄金色で丸いクレープは太陽の象徴

なぜこの日にクレープを食べるようになったのか?
シャンドルールと呼ばれる今日(2月2日)は、
フランスでは古くは春の畑仕事や農作業の本格的な始まりの日でした。
冬の寒さが終わり、太陽の恵みが戻ってくることを祝って、その年の収穫を祈りながら”丸くて黄色い”クレープを太陽に見立てて食べる習慣があったそうです。
冬の終わりと春の再来を意識した行事なんですね。

フランス観光開発機構公式サイトに
詳しく載っているので
読んでみてくださいね ↓
https://www.france.fr/ja/article/2102_chandeleur/

フランス人は運試しがお好き?

2月のこの日に限って、クレープを焼く時にするフランス流・運だめしがあります。
左手にコイン(硬貨)を握って、右手でフライパンのクレープを空中に高く放り投げてひっくり返します。きれいに着地させることができれば1年の幸運が続くというものです。
何だか、日本の節分の恵方巻きと似ていますね。
この風習は、1月の「ガレット・デ・ロワ」のフェーヴ占いと同様に、新しい年の初めに運を試するものとして親しまれています。

フランスのこうした縁起担ぎと日本のそれを比較すると、文化的な背景の違いが見えてきます。
フランスは「キリスト教や伝統的な迷信」や「幸運のシンボル」、
日本は「言葉遊び(語呂合わせ)」や「神仏への祈り」が中心なんですね。

【ふらかつ】の好きなクレープ ベスト3

この日、家庭で焼くだけでなく、パン屋やカフェでもクレープが提供されます。
甘党、辛党、色々な食べ方がある中で・・・

【ふらかつ】の1位は、やっぱり一番シンプルな「グラニュー糖×バター」。
何てったって、バターが最高に美味しい農業大国ですから。
これに、カルヴァドス酒やグランマルニエ酒、コニャックなどをふりかけてフランベしたら、大人の味に。たまらないですね。
んー、塩バターキャラメルも捨てがたい。

2位は、自家製の甘すぎないジャム。いちごやあんずなど。
子供にはnutella(ヌテラ)が一番人気ですけどね。

3位は、王道の、卵、ハム、おろしたグリエールチーズ。
(我が家はここに、クミンシードをパラっとふりかけてアクセントを付けます。)

皆さんはどんなクレープが好きですか?

フランスは今日、クレープの日2 Chandleur シャンドルール 自家製いちごジャム 【ふらかつ】

クレープにはりんごの発泡酒を

クレープはブルターニュ地方の名物料理。一緒に飲むのは、同じくブルターニュで作られるリンゴの発泡酒、シードル。
フランス人がクレープのレストランで湯呑のようなシードル専用のカップで飲む様子を見たことがあるかと思いますが、すぐに本場をまねしたい【ふらかつ】は、毎週末のブロカントで「素敵なのはないかな?」なんて探したものです。

もちろん、白ワインも赤ワインもgoodです。中の具材に合わせて選んでみてくださいね。

レシピは、実は今月もう1回クレープを食べる日があるのでその時に。

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