アンティークのサラダかご《前編》 【ふらかつ】

フランス ヨーロッパ アンティーク サラダバスケット 針金【ふらかつ】1 キッチン・ダイニング

Ancien Panier à Salade en fil de fer 1

かごが好き

私【ふらかつ】は、無類の ”かご好き” です。
素敵なかごと出会ったら、「何を入れる?」「本当に必要?」はさておき、まずは我が家に迎え入れたくなります。そして、いつも暮らす中で後付けで答えを探していきます。
そうなったのは、かご好きか先か?プラスチック嫌いが先か?今ではもうわかりません。

そんな風にして私の家、特にキッチンには、日本、フランス、モロッコ、フィンランド… 世界各地からかごが集まりました。皆、20年以上の付き合いです。
日本のかごなら、岩手の篠竹、宮城のげすざるや秋田のイタヤカエデ細工。
フランスで古くから作られてきた、バスク、ブルターニュ、アルデーシュの地方色豊かなかご。
その地ならではの、素材、技法、使用法、文化背景があるから面白いです。

これは物欲ともちょっと違って、私はどうしても自分で ”使いたい” らしいのです。
50代になって「物はもう増やしたくない。」と思うものの、かごたちだけはなかなか手放せません。好きなかごを使うだけで毎日の暮らしが彩られる。お料理で言ったらどんなお塩を使うか?みたいな話なのかもしれません。

用の美

【ふらかつ】がかごに惹かれる一番の理由は、職人さんへのリスペクト。特に引き付けられるのは、名もなき作者の手による日常的に使われる、地域独特の手製の道具。いわゆる民芸品です。だから、陶磁器も大好きです。中でも ”使われる” 美しさを追求した手仕事のかごには目がないのです。キッチンはことさらに、そういうかごで満たされています。

これらを手入れをしながら自分で使い込み、育てていくのが好き。
昔の人が美しく使い込んだ古いものも、同じくらい好き。

昔のものは、良い素材を使い、時間をかけて丁寧に作られているからこそ、使えば使うほど魅力が増していくわけで。長い年月を経て使い手の生活が染み込んだ色艶や味は、自分では出せません。

ブロカントは一期一会の宝探し

フランスに住んでいた時のこと。
私のような偏った嗜好だと、プラスチック製品は避けたいし、〇K〇Aの良さもわからない(フランスでも圧倒的な支持を得ています)。
片田舎だから素敵なショップなんて無い。
だから、生活道具の大半はブロカント(Brocante)やヴィド・グルニエ(Vide-grenier=フランス語で「屋根裏を空にする」という意味)で調達していました。
子供のおもちゃや日用品まで木製やホーローの古道具で揃えるという徹底ぶり。どれも、単なる中古ではない、人から人へ大切に受け継がれてきた愛着のある生活雑貨。
今思えば、フランスには私の理想が叶う環境がありました。伝統を重んじて歴史を感じさせる建築やアイテムを長く使い続けるのは、フランス文化そのもの。

【ふらかつ】にとって、日曜がその ”美しいガラクタ” 探しの日でした。
行ったことがないどころか名前すら聞いたことがない小さな村々まで、青空市を目指して娘と束の間のドライブ。古き良きものに包まれる時間。それは豊かな気持ちになれる至福のひとときでした。東京では365日気ぜわしい生活を送る【ふらかつ】でも、フランスではゆったりとした週末を過ごせていたんだなあって思います。

職人の手仕事が光るワイヤーワーク

毎週のようにブロカントを巡る【ふらかつ】が、行く先々でチェックしていた古道具があります。
それは、アンティークのサラダバスケット(Panier à salade)です。やっぱり、かご!笑
針金をらせん状に巻いたり交差させたりして作られていて、素朴で温かみのある風合いが特徴です。

フランス ヨーロッパ アンティーク サラダバスケット 針金【ふらかつ】2

実はこれ、20世紀初頭のヨーロッパでサラダの水切りとして使われていた実用品です。使い方は見た目そのまま。サラダを水洗いしたら、庭でかごごと振り回して水を切ります。
こんな笑い話もあります。
これが庭のないパリのアパルトマンだったら・・・?
窓から手を出して勢いよく振るしかないので、道行く人が「あ、雨が降ってきた!」と見上げたとか、見上げなかったとか。
アパルトマンの窓から見下ろすパリの街並み。想像するだけで心が躍ります。

《後編》「プラスチック製品の登場」に続きます。

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ゼロ動線V形アイランド トーヨーキッチン【ふらかつ】2

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